月影十番勝負第十番『SASORIIX 約yakusoku束』

作:千葉雅子 演出:池田成志
高田聖子 木野花 千葉雅子 伊勢志摩 池谷のぶえ 加藤啓 池田成志 

高田さんを見てるとなんでこんなに元気がもらえるんだろう。なんとも素敵な女優さんです。
黒いコートに黒いつば広の帽子で出てくるとカッコイイんだけど笑える。
感想は後ほど。

【感想追記】
チラシ見返すまで何故か木野さん演出とばかり思ってた。そういや演出できる人が3人も揃ってるじゃん。(池谷さんは猫ニャーで演出してたのか?)
第十番オーラスということもあって高田さんがやりたいこと全部詰め込んだっていう勢いに溢れるお芝居でした。いーっろんな聖子さんが見れました。
出演してる女優陣も敢えて奇をてらわずそれぞれの持ってるイメージそのままの役が振られていて、で、みんながみんなかっこよかった。聖子さん以外は全員味の異なる複数の役を掛け持ちしているのに、そのどれもがその人ならではの人物になっていたのがさすがだ。


脚本は千葉さん。裏ぶれた雰囲気書かせたらこの人の右に出る人はいない。もっとも千葉さんが書くとどんな設定もすべてうらぶれたものになりそうだ。
「今度生まれてきたときは誰にでもやらせる天使のような女になる」(うろ覚え)というナミコの最後の宣言が哀しくも美しかった。
成志さん、今回はかき回し役を加藤啓に託して演出に徹した観がありました。この2人似てるといえば似てる。
補足:惜しげもなく肌を見せてくれる聖子さんをみて、やはり痩せなくてはとひそかに思ったのでした。