Death Note

ようこさんと映画デートをしてきました。
月一ゴロー見たあとだったからエキストラ演技が気になって気になって。ゴローちゃんのコメント聞く前に見るべきだった。
つか、詩織って誰よ。いろいろはしょんなきゃいけないからオリキャラ出して埋めようとしたんだろうけど、すっかりミサミサどころかLの影すら薄くなってしまっていた。ライトの恋愛物かとすら思える出張り具合はどうなのかしら。香椎由宇自身は可愛いから出てきて嫌だとは全然思わないのがまたねえ。製作者の思う壺。
ライトで驚いたこと。まだ7巻程度しか読んでないから今後の展開ではありうるのかもしれないけど、少なくとも7巻くらいまでのライトは詩織を殺すような子には思えなかった。あの性格付けにはびっくりです。
何の予備知識もなかったようこさんも楽しめたようなので映画としては成功なのでしょう。でもLが役に立ってるようには見えなかったってことなので、そこはどうにかしてほしかった。ちょうど映画になってるあたりの原作って、Lとライトの駆け引きとミサミサのかき回しが面白かったのに、そういう作りではまったくなくなってたのが残念。
キャストは本当にビジュアル重視。かといって演技無視でもないし、キャスティングに文句なし。松田ですら出てきた途端「あ、松田」って思ったくらいのはまりっぷり。
藤原君は予想通り。彼の持ってる非日常性がリュークとよくあっていた。Lも雰囲気原作のままでこれまた良し。甘いものインパクトが強烈。
皆川猿時が太って見えなかった。あんな普通の芝居をする皆川さんを見た記憶がない。
顔田顔彦のいつもの可哀想なくらいの浮きっぷりが今回の映画にはむしろぴったり。適材適所とはこういうことか。
映像がもう少し綺麗だったらなー。ちまちましててダイナミック感がなかった。ああいうお話だから大袈裟なくらいの演出つけても良かったんじゃないかしら。
エンディングで流れるレッチリの主題歌がかっこよい。