たったひとつの恋

あーあ、土曜のお楽しみが終わってしまった。話としては突っ込みどころが満載だったものの、亀ちゃんPVとして見るにはこれほど最高なものはない。
途中までは弘人と菜緒が同等に扱われててヒーロー&ヒロインっぽかったけど、最後は徹頭徹尾亀ちゃんのためだけののドラマになってたなー。話のつながりとかキャラの一貫性とかまるで無視して、全て弘人を切なくかっこよく可愛く見せるためのものになってたよ。
他のキャラがそのためだけに配置されてたって感じで弘人がどうでもいい人にとっちゃ厳しい展開だったろうけど、弘人が良けりゃあといいやってくらいの勢いで見てた私には全然問題なし。
というか今回の話ってとってもデジャビュ。おぼろげな記憶では確かオレンジデイズでも柴崎コウがお母さんの意見を聞いてあっさり次の恋人と結婚でもするかのような勢いじゃなかったっけ? でもって、何でそんなに簡単にブッキーを振り切れんの?って今回と同じような感想持ったような気がする。あの時は登場人物の気持ちが全然汲めなくてイライラしつつ惰性で最後まで見たんだけど、同じような展開ながらもあからさまにフューチャーされてる弘人に萌えてるとこうも受け取り方が違うものかと我ながらびっくり.
もうねー、ナオに責められて見返す冷めた目とかさー、冷静になれば「ナオ、何言ってんの?それをお前が言うか?」ってそりゃ思うけどさー、でもあの目線を作り出すためのシーンと思えばもういいの.あのシーン、ほんとに好きで何度も見ちゃった.ええ、安くて結構.
冒頭の工場でのナオの台詞もね、前回何の思い入れもなさげに「もう二度と会わないと思ってたのにー」ってサラっと言ったくせにー!って思うけど、ナオの言葉に傷つきながらも必死で自分を繕う弘人がいじらしすぎて、もうそこしか見えません.盲目街道まっしぐら.
そんななりふり構わず弘人萌えで見ていた私ですら、それはちょっと…と思ったのはバスのシーン.リムジンバスを止めちゃいかん.どんなにバカップル台詞が飛び交おうとも、バスの乗客のイライラが心配で全然集中できませんって.あんなとこで止まってくれたのは目を瞑る.ただせめてナオを降ろしてバスはそのままさっさと発車してほしかった.そうすればいくらでもアホ台詞に集中できたのにー.あと携帯ね.ユウコちゃん、授業中は携帯切ろうよ.
斉藤から結婚やめようって言わなきゃナオはなーなーで結婚してたのか?、とか、コウの猿芝居にひっかからなきゃ弘人はナオをそのまま行かせてたのか?、とか、結局自分たちでは動いてないぞこの2人、とか、まー普通に思うわけですが、弘人が直球ストレートで好みなので気にしません.亀ちゃんのザクザク傷ついてるのに一人で我慢してるってー芝居がすごい好き.はまる.弘人も修二も竜もそんな面があった.でもユウキも金田一も好き.唯一苦手なのがサプリだったわ…


そういや、このドラマの話をしてる時にHさんが「ジョニー・ヘイワードがさ」と言ってからというものの、黒人ジョニーが頭から離れないんだけど、いかんせん何のドラマだったのか思い出せずもやもや.母親があの女優ってことも覚えてる(名前が出てこない).気になるからググってみた.「人間の証明」か!