時効警察 第1話

冒頭から期待通りのナンセンス演出であっという間にあの世界にひきずりこまれた.霧山君と三日月君をはじめ、レギュラー陣が一層パワーアップして帰ってきてくれましたよ.このドラマのファンが何を待ち望んでたか、何をしたら喜ぶかがちゃんとわかってる作りで嬉しい.このドラマのオダジョーと麻生久美子はなんて可愛いんだ.プリプリしながら満更でもない三日月くんと天然で振り回してる霧山くんのコンビは見てるとなごむわ〜.
1話の脚本監督は三木さん.拾いどころは落とさず拾う細かい台詞のセンスとか、パロディーの組み込み方といいたまりませんね.小ネタがやり過ぎない程度にウザイ感じが好き.1回見ただけじゃ気づかないものが一杯散らばってそうな濃密間で一瞬たりとも目が離せません.待ちわびた飢餓感も相まってあっという間の45分.どんなゲストをどの脚本家&監督が料理するんだろうって1話ごとに違うテイストを期待できるのもこのドラマの特徴です.基盤となるキャラクターがゆるぎないものになっているのでどんな味付けでも大丈夫そうですね.
今回の話、私の頭が悪いのかなんであの嘘を見破れたらあの場に麻木久仁子がいたことになるのかよくわかりませんでした.しかもどんなに拡大されてもあれがどうやったら人に見えるのかがわからないときた.どこが頭でどこが体?服装のこと言ってるくらいだからちゃんと洋服が認識できる形状なんだよね?うーん、頭が固くて一度見えないとなるともうどうやっても人に見えません.まったく別人使ってる最後のシュールさには笑った.