BUCK-TICK TOUR2009「memento mori」@千葉県文化会館

ランダム感想.

千葉遠い.市川と同じ気分でいたら大層遠かった.これなら川口こそ行っておくべきだったと今更ながらに後悔した.
今回のツアーお初です.ちょっとだけどんな感じかMIHOっちから聞いてたので不安なし.今回のアルバムがストレートにわかりやすい音で出来てたのでツアーもそのまま突っ走ってく印象だった.ぴょんぴょん跳ねてちょいちょい雄叫びあげるあっちゃんの元気が観客にも伝わった模様.今井さんがその分大人しかったな.せっかく今井さん側花道が近かっただけに残念.でもなんだか今井さんが普通にカッコよくなってた.顔がすっきりしてここのところあったモサ感が無くなってた.何故だか残念.デカルト今井さんも好きだったんだなーって実感した.あ、一回だけどっかでミニ高飛びっぽい動きをしてて唖然とした.元気だなー.
今回のアルバムの曲の中にふっと入ってくる過去曲のチョイスが不思議だった.どっちかっていうと曲の波長というよりは最近人気の曲を集めた印象が強かった.そんな中の謝肉祭には意表をつかれた.Lullabyでバーのカウンター椅子みたいなの引っ張り出してきたり、ロマンスですかさず黒の羽ショール(?)を取り出したり夢魔でそれまでの赤ハットに変わり黒の幅広帽子とロングコートを羽織るなど珍しく曲の空気作りに小道具を駆使してたのも印象的だった.袖に戻ってまで衣装を変えたりするのってほとんど見たことがないから驚いた.
Babyでひな壇から降りてきたユータを隣にしたあっちゃん、「勇気を見せるか」の歌詞を「ユータを見せるか」って変えててユータがあっちゃんの頬にキスしてた、と思われる.角度的に直には見えなかったけどキャーッとすごい歓声が.あの2人が並ぶとパパと子供にしかみえないのはどういうことか.
コヨーテの前であっちゃんが突然「打ち合わせもなくメンバー紹介を」と突然メンバー紹介を始めた.本当に打ち合わせがあったのかなかったのか定かではないけど、最初照明が怪しかったので本当にあっちゃんのいたずらで突然やり始めたのかも.ユータが細身のウッドベース抱えてた.ユータよりでかかったような.

今回のセットは装飾付き円柱が並んだどこかの神殿内部風.川口ではメメントモリ(確か)で炎が上がったらしけど千葉ではなかった.会場によって出来ないところがあるんだろうね.円柱の間には照明で十字架が浮き上がったり、スクリーン代わりに映像が映ったりと、セットと映像が上手く融合してた.あっちゃんの風貌や今井さんの衣装からしアメリカンインディアンとかインカとかあのあたりの文化を取り入れたステージを目指したのかな.コヨーテでの夕陽が美しかった.そしてコヨーテであとぱっくり前髪真ん中分けして耳にかけたあっちゃんがよりジョニデ風に.MOTEL 13でステージモニター(?)にまたがり歌うあっちゃん、狙いは色気だったかもしれないけど私にはロデオしてるとしか見えません.
あっちゃん、後半に向けてぐんぐん声が伸びるようになってた.前半のバラードとか強弱つき過ぎてることがたまにあったけど、後半は素直に歌ってくれて聞惚れました.本編ラストが「Jonathan Jet-Coaster」ってのは意外だった.明るく盛り上がって終わるのね.

あっちゃんのボルサリーノ風赤ハットと赤ジャケットは昔々のWOWOW生放送あっちゃんを思い出した.袖レースは安っぽいからやめたほうがいいと思うのに一向にやめる気配なし.お気に入りなのか.今井さんの衣装は上から下まで自分が着たい.凝ったデザインでもモノトーンだからスッキリ.ヒデさんは相変わらず普通にイケメンでびびる.

1回目のアンコール、久しぶりの「FLAME」のサビがたまらんですね.夢魔⇒アイコノとくれば盛り上がらないわけがない.アイコノはマンネリと言われようが毎回やってくれてもいいよ.
そんな盛り上がりまくり良曲揃いの1回目アンコールより更に好きだったのが2回目アンコール.「セレナーデ」⇒「GALAXY」⇒「HEAVEN」と新曲の中でも優しく力強い曲が並んでて個人的に本編並みの見ごたえがあった.大好きな「HEAVEN」はあっちゃんの歌が素晴らしくて身動きひとつせず聴き入りました.動いてるのがもったいない!

真っ赤な太陽流れる中会場を出たらロビーには既にバラシのお兄ちゃんたちがヘルメットかぶって待機してた.はやっ!

会場外に停まってたツアーバスアー写を撮ってたら、ご近所の親子連れに「この人たちは誰ですか?」と聞かれた.どうやらあっちゃんのかっこよさが目に止まった模様(勝手に想像).だって「今日からファンになります!」って言われたんだもん.しかしあのあっちゃんはかっこいい.