アリーナツアー終わってみて

カツンに興味持ったのがデビュー直前あたりだったので、こんなに狭い空間でこんなに近くでメンバーを見れる会場でのライブを堪能したのは今回が初めてだった.計6回参戦した私と妹の結論.
カツンのコンサートはドームがいい
いわゆるファンサが欲しいわけでもなく、近くで見れなきゃ死んじゃうっていう気持ちもない私たちにとって、ライブの魅力は歌とパフォーマンスでどれだけ魅せてくれるかってこと.そういう意味ではむしろ狭いアリーナよりドームのほうが空間の使い方や魅せ方がうまかったと思う.なのでちょいネガティブ総括になってしまった.
2回/日公演になったせいか曲が少なくなったのが一番の不満.あとトロッコとかでぐるぐる忙しすぎて6人のパフォーマンスをがっつり見たっていう満足度が低かった.あとメンバーのテンションやパワーがドームのほうが数倍強かったように思う.アリーナはなんというかゆるーい&馴れ合いな雰囲気がして、その場ではもちろん楽しんでたんだけど見終わった後の充実感という点ではドームのほうがあった.あと日によって出来が違いすぎるのも気になった.だったら1日1公演でいいじゃんっていう(それだとチケット取れないか…).広島はそうでもなかったけど新潟1日目と2日目は1日目だけの人はさすがに可哀想って思うくらい違ったもん.本人達が慣れてきて惰性でやってる感が伝わってくるのはいかがなものかと.
今回のアリーナツアーはセットや構成からして本当に急遽決まったものなのかもしれない.そういう事情をさっぴいてももう少し練りこんで欲しかった.カツンのライブは本人達わりと浮世離れした設定が似合うだけに「カートゥン」だとか「海賊」だとか、そういうきっちりしたコンセプトとストーリーの元にやったほうが合うと思う.見逃せないポイントがKUNとT-Tのダンスってのがなあ.ちゃんとドームとは違う見所作ってきてくれたのは嬉しいけど、なんだかんだいって歌を楽しみにしてるので歌での見せ場があったらもっと良かった.
そして今回のアリーナ公演参戦後私の中で大きく変わったのはKA寄りからKT寄りになったこと.生で見ていて楽しいのは亀ちゃんと田口君だった.田口君はどの公演でも高め安定で、あの変わらなさが素晴らしい.本人が楽しんでるのはもちろん、いつも客席を盛り上げようと笑顔で煽ってくれる姿勢が見ていて本当に気持ちが良かった.自己満足だけで終わっていないプロとしての姿勢を一番感じることが出来た.同じ意味で田中君も凄いと思った.彼も公演による波がなくていつも客席に気を配ってるのを感じた.
亀ちゃんは私にとってとにかく甘やかしてあげたい対象の子なんで甘々になってしまって客観的評価がしづらい.割と日によってムラはあるとは思うんだけどね.特に新潟はあんまりのってる感じではなかった.たまに咳してたから喉の調子が悪かったのかな.妹はドリボが気になってんじゃない?って言ってたけど、そういう感想がでるくらいに心ここにあらずな雰囲気もあった.ドームに比べれば100点では無かったけどほんわか優しい空気を感じられたのは良かった.亀ちゃんの元気があるかないかってカツンライブ全体の雰囲気作りには結構影響してくると思ってるんだけど、それは私が亀ちゃん好きだから思うことなのかな.
赤西君は今でもTVで見る分にはやっぱり目が行ってしまう対象でそこは田口君とは正反対なんだけど、今回のアリーナツアーではあまり目がいかなかった.とりあえずほぼ全編サングラスというのが一番無いわーって思ったポイント.踊らないのももちろん気になったけど、何よりあのサングラスかけっぱなしの態度が一番ダメだった.彼がバンドのボーカルとかソロアーティストだったら別に気にならない.でもジャニーズというカテゴリーでライブをする限り、トロッコで客席入ったりするわけじゃん.そういう演出の中でサングラスかけっぱなしって極端に言えば「自分を見るな」って拒否られてる印象を受けてそれがやだった.他のメンバーは曲調によってかけたり外したりなんで、それは魅せ方のひとつなんだろうなって納得できたけど彼だけはMCですら外さなかったからね.頑なに目線を見せないっていう態度はやっぱりいい気分にはならないもん.せめてトロッコでくらいサングラス外そうよ.凄く彼を待ってるファンが回りに一杯いたこともあって、彼女達にちゃんと目線見せてあげなよーって思っちゃった.ドームはあんなに良かったのになあ.
カツンを好きってのは「誰が」じゃなくて1グループとして好きってのが真っ先にある優先事項なので、例えば今回がっかりしたポイントとかもちゃんと自分の中で消化して次進まないとね.って、そんなシリアスになることでもないか.でも改めてこう整理してみると、自分の中で今回の赤西君への気持ちの変化が結構ショックだったみたい.好きでいたいからこそのモヤモヤだからねえ.