奈良の古寺と仏像@三井記念美術館

http://www.mitsui-museum.jp/index.html
終了日に慌てて行ってきた。ayaちゃんと上京してるまーにゃと一緒だからめんどくさがらずに行けたわ。
さすが遷都1300年記念だけあって思いのほか多くのお寺が協力してて想像以上にいろんな仏像が見られて満足〜。お馴染みさんから珍しいものまで種々様々。そしてこれだけの仏像の中で見ると夢違観音の異質感?まとってる空気の違いにびっくり。好きな仏像だからフィルターかかってるとは思うけど、それだけではないお顔の優しさとか質感とかびゅーんって目に飛び込んできた。
五劫思惟阿弥陀如来坐像(東大寺)は初見!これ見たかったんだ〜。アフロヘアというより厚みに圧倒される。こんなにも考えてくれてありがたいって気持ちになるよ、うん。
唐招提寺の押出仏「吉祥天女立像」はこれまでの押出仏の概念を変えてくれた。どちらかというとギリシャやローマあたりで見るレリーフに印象が近く、とても彫が深く写実的でふっくら美しい天女だった。
秋篠寺の地蔵菩薩はその異様な姿を見て思い出した。角があったり手足が何本もあったりと異形な仏は数々あれどここまで宇宙人っぽい仏もいまい。