『ワンダフルライフ』

ワンダフルライフ [DVD]

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帰宅後、妹と『ワンダフルライフ』を見た.おお、でかい画面で見るのはいいなあー.というかワイド画面のせいかやたら人物が縦に伸びてる.ただでさえ棒のようなARATA君のシルエットがモヤシのようになってた.

望月が最後に何を選んだか、最初に見たときは当然22年の生活の中の一場面を選んだと思ってて、でもそれだとあのラストの映像はおかしいなあって漠然と感じてて、もしかして死後のあの50年から選んだのか?谷啓の言う「特例」とはそのことか?ってようやく思い至ったわけだけど、妹は最初から「彼だけずるいじゃん」と言っていた.うーん、私は当たり前のように生前の中からしか選べないと思ってたんだよねー.特例っつーのは、日曜だけど撮影しちゃる!ってのを指してるのかと思ってた.あそこでの生活でも選べるんだったら彼女は望月との生活を選べばいいわけで、そんなことしたらあっちもこっちも特例だらけになりそうなんだけど、そういう解釈でいいんでしょうかー.わからん.伊勢谷君の言うことは若さゆえの傍若無人さがにじみ出てはいるものの、全然特別なものじゃないと思う.普通に納得できるもん.「ある断片のみの記憶で生きるのはとても辛いこと」(←ニュアンス)って台詞はいいね.
自分の愛でっぷりが恥ずかしいのでARATA君については敢えてコメントしません.