PARCOプロデュース『鈍獣』@PARCO劇場

2回目です.行きのエレベータに駆け込んできたのが入江雅人だった.


パンフを買って読んでみたら、池田さんの持つ凸ヤンのイメージがやっぱ良々君だったのに笑った.そうだよなー.大倉君の名前も出てたけど、大倉君のほうが池田さんの凸ヤン像に近いと思う.得体の知れなさ加減が違うもん.良々君は本気で怖いだろ.


本人たちの中では、生瀬さん=えだっち、池田さん=オカジー、古田さん=凸ヤンだったんだね.それも見てみたいけどやっぱありきたり過ぎるか.


それにしても読み応えたっぷりのパンフだこと.できれば女優陣を交えて出演者全員の対談も載せて欲しかった.演出家としての河原さんがすっごい真面目だってことと、今回古田さんが超真面目だったってことにびっくりした.さすがの古田さんでも生瀬さん、池田さんという先輩に囲まれたら自分が真面目になるしかなかったってことか.


Tシャツモデルのアロエちゃんが可愛かった.古田さん、すっかり親バカモード炸裂ですね.
初見はストーリーを追う視点ということで2幕目のほうが惹きつけられたけど、今回は1幕目のグタグタな感じが良かった.前回の感想で生瀬さんがもったいないなんて書いちゃったけど、今回見てみたらそんな感想吹っ飛んだ.めちゃおいしい役じゃん.話を転がす役割が比較的えだっちと凸ヤンに振り分けられてるから、その間の隙間を好きなように動いてて自由自在だった.


あの5人っていうのはきっとこれからもずっとあの関係を持続させていくんだろうな.きっとまた凸ヤン殺そうとして、でもその度に凸ヤンは帰ってきて、で帰ってきた凸ヤンに皆嘘でなく喜んで.閉鎖的な空間でグルグルと生きてる5人の様子が目に浮かぶ.