勘九郎 特別な二人 ゲスト:野田秀樹

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野田さん、今自作を歌舞伎に書き直してるんだって!
こりゃ噂の『贋作・桜の森』が勘三郎襲名で出ますかね〜.
相手は仲良しの玉三郎さんでしょうか.
……まさか福助だったらどうしよう……
どっちにしても本当だったら物凄いチケット争奪戦がおこりそう.
歌舞伎座公演は電話勝負だから辛い.


あ、あと井上ひさしも歌舞伎書くっつったんだって.
三谷さんの話も出てたけど、三谷さんは果たして書くでしょうかね.
三谷さん研辰の楽日に5列目で見てたらしい.


勘九郎さんは前から言ってる通りあまり得意な役者じゃありません.
真面目に真面目な役をやってると凄く良いと思う.鏡獅子とか九段目お石は感動した.
でも笑いになると途端に鼻につく.客も笑いを求めすぎてて興ざめすることが多いし…
ただ本当に役者バカだと思うし、おもしろいこと新しいことを貪欲に実行していくエネルギーは素直に尊敬する.
今回の野田さんとの対談でもそういう面がたくさん見られた.


番組では二人が思い出の歌舞伎座に突入し、舞台上に座り込んで語り合ってました.
同い年なんだってね.それだけでなく話を聞いていると性格的にも相性が良さそうだった.
適材適所とでもいいましょうか、思ってることをわーって口にしちゃう勘九郎さんの横で「(スタッフに)それじゃわかんないよね?」って一から説明するのが野田さん.
でも大河の撮影で物凄く緊張してたって勘九郎さんに茶化されてた.
野田さん、自分の出番、つーか台詞がくると合図の前に出ちゃうんだって.カット割りとかそういうのが頭にないらしい.
舞台のテレビの差がわかっておもしろかったなー.
野田さんのワークショップでのひとこまを再現したり作家としての意識を聞いたり、野田さんの思う歌舞伎が語られたりともりだくさんの内容で満足の45分でした.