2004-12-09 その時歴史が動いた 大化の改新 tv 最近は新選組関連で幕末にも少し興味が出てるとこだけど、もともと飛鳥奈良〜平安にかけてが一番好き.なので今度のNHKのドラマも凄く楽しみ.岡田君が中大兄皇子やるってのもこれまた楽しみ. で、今回の番組では 蘇我入鹿は皇極天皇とつるんで中大兄皇子を暗殺した 大化の改新は裏で軽王子が糸を引いていた の2つの解釈がなされていた.このあたりは橋本治『双調平家物語(2)』の解釈がおもしろかったのでお勧め. 確か橋本さんは中臣鎌足が軽皇子、中大兄皇子、古人大兄皇子の性格を比較し中大兄皇子を選んだという中臣鎌足の視点から描いていた.かつ父と息子という親子の確執や権力の世代にわたる譲渡が抱える問題というテーマが非常にドラマティックに展開するのでワクワクしながら読むことが出来る.