スマステーション 歌舞伎特集

裏スマでは新曲を1人で熱唱する香取君がいた.
こういう黒いスーツのほうがあの曲の雰囲気には似合ってんじゃない?
でよーく見たら裏スマと本編ではジャケットが違うのね.


さて、勘九郎を招いての歌舞伎特集.
役者としての勘三郎というのはエピソード集などにはあまり出てこないので馴染みがない.
代々「役者」というよりは「プロデューサー」として活躍した人だったってことか.


VTRではいろんな舞台の映像がちょこちょこっと流れてた.
そしてBGMが新選組!でしたね.それも少し登場というんじゃなくてずーっと使われてたから嫌でも新選組!を思い出すって.


冒頭の親子3人の連獅子は凄い.前に見たときにも度肝を抜かれたけれど、はっきりいって3人であれだけ揃うことがあるなんて想像したことすらなかった.
あれ、あわせるの大変だよー.滅多に見ないよー.成田屋親子の連獅子では別の意味で度肝を抜かれたもん.新ちゃんはタケコプターになっていつ飛び立つのかと、見ながら笑いを堪えるのに必死だった.でも成田屋さんちはあれでいいと思う.こういうところにもお家の特徴が出るんだろうな.
他に蘭平、髪結新三、助六、暫、吉田屋、仁木弾正、藤娘、道成寺助六、勘平、身替座禅などなど盛りだくさん.
團十郎さんの『暫』がい一杯見られてお得でした.
ところで笠を被った二人の男で幕ってのはなんだっけ?見たような見てないような….
こうやって見ると勘九郎さんの舞台はあんまり見てないなあ.襲名では今度こそ『研辰』を見る予定.


デヴィッド・ルヴォーに話してるってことはいつか彼の演出の歌舞伎がかかるってことよね.
それは凄くおもしろそう.やるとしても歌舞伎座じゃ無理かなあ.コクーンあたりが妥当ってことかしら.
なんとか実現してほしいな.
それから三谷脚本の歌舞伎も気長に待ってます.まさに勘九郎さんお得意の『髪結新三』とか、人情からめたドタバタ喜劇って歌舞伎には結構あるから三谷脚本にはぴったりの舞台なんだけどな.