ラヴァーズ・キス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/07/25
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それが偶然深夜のテレビで放映されていたので試しに録画しておいた.映画化当時(2002年)、誰一人知ることのなかったキャストが今やほぼ全員わかります.みんな売れっ子さんじゃないですか.
リカコが平山綾、その妹を宮崎あおい、リカコの親友に市川実日子、高尾が石垣佑磨、原作でも大好きだった藤井を成宮寛貴.原作のイメージとは違って線の細い藤井君だけど違和感はない.成宮君の定番ともいえる大口開いたくしゃくしゃ顔の笑顔がまったく登場せず、静かな表情がメインなので普通に憂いを含んだ美少年に見えます.
平山綾は原作より幼いリカコだけれどお嬢様の雰囲気があったのでOK.ボーイッシュな宮崎あおいとの対比も良かった.石垣君の高尾が一番原作との乖離が激しかった.石垣君は健康的だもん.
石垣君にだけは最後まで慣れなかったけど全体的にキャスティングには文句はない.これは役者本人を知った今だからこその感想だとも言える.知らなかったらきっと原作のキャラクターとのみ比較してしまっていちいち文句言ってそうだもん.役者の演技になじみがありそれを加味した視点で見られた今だからこそ、広い心で見られたわ(笑)
ストーリーもほぼ原作と同じ.実際に鎌倉でロケされているので、原作の舞台の景色や町並みを感じられたのが収穫.特に夜の海のシーンがどれも良かった.
もう一度原作を読みたくなった.