霊山歴史館


美術館からタクシーに乗り霊山歴史館へ.いつも高台寺あたりはぷらぷら散策するのにここには一度も行ったことがなかった.
2005年春季特別展は『西郷隆盛西南戦争展』.もともと近現代の歴史には疎いのに加え、西郷隆盛にはまったく興味が無いので展示されているものがどういう意味を持つのかいまいちわからずじまい.一応熊本城に行った時に西郷隆盛関連の展示をいろいろ見たので、昔よりはこれでもわかったような気もするけど….今で言う報道写真の役割を果たしていた錦絵は、浮世絵とは別な意味で興味深い.
新選組関連では去年の新選組展で見たものが多かったように思う.山南の死に言及している沖田総司の書状や、島田魁の日記などと並んで土方の書を見ると、土方の字の特殊性が際立つ.明治の頃に出たカルタあたりを見ていると、当時はあきらかに新選組といえば近藤勇だったことがわかる.土方フューチャーへの転機は『燃えよ剣』だったのかな.
なぜか大河ドラマの試衛館セットの模型が展示してあり、カメラを切り替えていろんな角度から見られるような工夫までしてあった.誰がいつ何のために作ったんだ?
幕末志士の出身一覧やデータ一覧は時間があればじっくり見たかった.
最後に椅子に座る土方歳三徳川慶喜らとツーショット写真が撮れるコーナーがあり、土方さんと慶喜公の間に座って写真を撮ってきた.おそらく実物大と思われる土方さんは物凄く顔が小さかった.