DRAMA GENIC
吉原御免状 中島かずきx粟根まこと対談
こういう雑誌で見るには珍しい組み合わせの対談です.お二人の冷静な分析がいちいちおもしろい.
「脚本の時点でネタは一切いれない」と中島さんが言ってる割に台本読みの時は大爆笑だったり、原作の映像化できないアイディアは全部捨てたという立ち回りだったり、いのうえさんと同じく中島さんも新しいステップということをすごく意識してこの作品に取り組んでいるようだ.ますますどんな『大人な新感線』が見られるのか期待が膨らむけれど
中島「ま、子どもが無理して大人っていってるんで、16歳くらいなんですけどねえ(笑)」
粟根「具体的には、キスの回数が多いとかその程度ですから」
中島「俺たちもベッドシーンに挑戦だ〜!ドキドキだあ、みたいな(笑)」
え、そんなもんですか?
中島「みんな、そういう小さい挑戦の数々の積み重ねが、大きな結果になるかなって。「ざんす」を言わない右近と、裏切らない逆木と、メガネがない粟根という大挑戦から……ダメだ(笑)!」
そんなささいな挑戦が一杯つまった新しい新感線に会えるまであと約1週間!