会津藩侯行列

もちろん山本君をはじめとする新選組!出演者を見るのも楽しかったですが、お祭りそのものも凄く楽しくてワクワクしながら見てきました.
函館の教訓を活かしてビデオカメラを持参した妹(祭り好き)は、行事を見てる山本君たちも撮りたいけどお祭りそのものも撮りたい、と贅沢な悩みを抱えてました.
しっかし、暑かったーー.
色白Nさんは秋の会津で真っ赤に日焼けしてましたが、色白ぞろいの大河メンバーは大丈夫だったんだろうか.

先人感謝祭

残念ながらステージが違うので声しか聞けませんでした.

騎馬武者による先触れ


「御注進!御注進!」と叫びながら鎧姿の武者が門からステージ前まで馬に乗って駆け上がってきます.
鎧に馬というのは行列では見るものの、本当に走ってるのを見ることは滅多にないでしょ.あまりのかっこよさにため息です.
式の前にリハーサルをしていた時は落ち着かなさげだった馬も、本番ではばっちり決めてました.

出陣の御神矢

鶴ヶ城から矢を放つ儀式.
見事にステージ前のスペースに矢が飛んできました.

会津藩侯行列出陣式

すっかり時代衣装に身を包んだ行列参加者が全員入場した後で、特別ゲストとして山本耕史[洋装]&中村俊太[ダンダラ羽織]&浅利陽介[ダンダラ羽織]の3人がステージに登場.
早速挨拶をしてくれました.
背の高い山本君にはマイクが低かったらしく、なぜか忍者衣装の黒子が登場して高さを調節してた.
中村君は監察だったので本編ではダンダラ羽織を着ることがなく、今回初めて着せてもらったんだとか.会津は5月に2時間ドラマの撮影以来2度目だそうです.
浅利君(というより周平君と呼びたい)は山本君とは逆にマイクが高すぎて、逆調節をしてもらってました.
この3人が並んでいると童顔大中小って感じでほのぼの〜.


かなり暑かったので特に全身黒&ブーツの山本君は辛かったかもしれない.何度かポケットからハンカチを出して汗を拭いてた.ちなみにステージ真横にかけよって息子の晴れ舞台を激写する山本ママを目撃!
その後山本君のFCにお祭り参加中の山本君の写真がアップされていたので、本当に山本ママがFCカメラマンなのかもしれない…


六真企画による殺陣演舞は凝った演出のもので見ごたえたっぷり.皆さん上手い!
BGMの刀の音にあわせるだけでも大変だよ〜.土方役の男優さんは新庄や伊原さんを彷彿とさせる長身のイケメンだった.やっぱり土方はかっこよくないとね.



中学生の白虎隊剣舞はちょっとくるものがあった.歌詞と実際に踊ってる男の子たちの年齢がシンクロしてきて、こういう風土に生まれ育つってのはどういうことなんだろうか、などと思いをはせてしまった.
続く女白虎隊演舞は女子高生による長刀を持っての踊りです.これは昨日の宿で見た踊りと同じ歌詞だったし、白虎隊のほうも地元の方は一緒に歌えてたいたので誰もが知ってる定番曲なんでしょう.


最後に全員でやる「エイエイオー」で、相変わらずまったくタイミングがあわず苦笑いする山本君がいた.函館でもテンポがずれてたし、こういう共同作業(?)は苦手??
私のいた場所からはかろうじて山本君しか見えずなんでキョロキョロしてるんだろうって不思議に思ってたら、後で聞くとその隣にはちゃんと中村君、周平君が座っていたらしく、よく隣の中村君と喋ってたんだって.


日野新選組の一団に函館の土方歳三コンテストで拝見した女性剣士の方を発見しました.まったく見ず知らずの方との邂逅だというのに懐かしい気分になるのが不思議ですね.

神明通り

分散してたチヨさん、Nさんと落ち合って最初のパフォーマンス場所である神明通りに向かう.
今回は地元民でもあるチヨさんが一緒だったのでまるっきり地図を見ることもなく、ただただひたすら後をついていっただけでした.本当にありがたいことです.
ここでも2名2名に分散し、私とチヨさんは神明通り入り口の交差点あたりで行列がくるのを待った.
神明通りに入る時に時間調整のためかしばらく待機してくれるので、どの参加者もじっくり眺めることが出来た.ラッキー.


人ごみやら警備の人やらが急に増えるので大河出演者が近づいてくるのは一目瞭然にわかる.曲がり角から見えた山本君ってば、白い馬に乗ってるじゃないですか!
かっこいーって思う前になんとまあサービス精神の旺盛な人だって感心の方が先にたっちゃった.
てっきり最初から馬に乗ってたのかと思ったら、あとでいろんなところで見た情報によるとどうやら神明通りに入る手前で御輿から馬に乗り換えたらしいですね.
周囲からは「かっこいー」の連呼でした.そりゃあの扮装で白馬に乗られたらそう言うしかないですよ.
多くの馬がばんえい競馬に出るようなどしんとした馬だったけれど、山本君が乗った馬はサラブレッドのような細身の馬だった.サラブレッド(決め付け)のほうが神経質なのかな.山本君は落ち着かない馬の首をなだめるように撫でたりして、多少なりとも馬に慣れた様子が伺えた.一番落ち着きのない馬は中学生徒会長が乗った馬だったけれど、山本君が乗った馬はその次に落ち着きがなかったと思う.怪我がなくて本当に良かったね.
私達は歩き始めるまでの待機状態しか見られなかったけれど、あとで妹撮影のビデオを見たら、山本君の馬だけが四方八方に縄が伸びていて警備状態もはんぱじゃなかった.
山本ママは当然いるとして、前日の局長のお墓で見かけた女性のカメラマンもいて、腕章を見たらNHKエンタープライズの方でした.ってことはステラあたりに載るを期待してもいいのかしら.


周平君と中村君は御輿に乗って登場.笑顔とガッツポーズを振りまく周平君には「可愛い可愛い」の声があちこちから飛びまくり.若い女子のハートをがっちりつかんだ模様です.
中村君もまさにチョコンという擬音そのままの様子で座ってる様子が可愛らしい.お坊ちゃんオーラが漂ってた.


通りの中央付近で一言ご挨拶あり.山本君は馬に乗ったままマイクを握っていたので片手乗り(?)状態.相変わらず馬が落ち着いていなかったので見てるこっちがハラハラした.
周平君と中村君も人の多さに驚いてる感じでした.
でもビデオに「全然わかんない.誰だか」って女の子の声が入っていて切ない気持ちになってみたり.


中央通り


続いて中央通りに向かい適当な場所で行列がくるのをぼけーっと待った.
結論としては審査員席(いったい何の?)の前あたりが良かったみたい.でも目の前で御輿が止まってくれたので良しとします.
思ったよりも地元の方がたくさん見学に来ていて、レジャーシートで場所取りしてるのもほとんどが地元の人でした.地域一丸となったお祭りって雰囲気がいいね.
ここでも一連のパフォーマンスが披露された.最初の先駆け、鉄砲隊の大音量、可愛らしいガトリング砲、中学生の剣舞、殺陣演舞などなど単に行列しているだけでないところが凄い.
行列の最初には顔を赤く塗った奴達がいて、決まった節で台詞を言いながら進んでいった.振りがあるというのにやけに歩行速度が速い.どうして?


こちらで山本君は御輿に乗り換えて登場でした.
ここでも御輿の3人からは一人ずつマイクを持っての挨拶があった.BGMは当然『新選組!』オープニングテーマです.
山本君は恒例の「待たせたな」でかっこよく決めるつもりが、いきなり噛んでしまい「あ、噛みましたね」と自ら突っ込みを入れつつ照れ笑いを浮かべてた.

去年に引き続きすごくたくさんの方がいらして、さっきは、日が照ってるとちょっと暑い時もありましたけど、今は丁度風も心地よくて、ほんとうにこう穏やかな気持ちで行列をさせてもらってます.ほんとにあの、ね、皆さん押してケガなどなさらないようにしてください.そして本当にこうやって皆さんが来てくれることで続編、またやれることができます.皆さんのおかげです.本当に、応援してください.来年お正月またやります.頑張ります.ありがとうございました.

最後に片手を挙げて歓声が沸いた直後に立ったままペットボトルをぐいっといくのはいかがなものだろう.
中村君は首をぺこぺこしながら話す様子がどことなく大倉孝二君を彷彿とさせる.

中村俊太です.よろしくお願いします.5月に一回2時間ドラマの撮影で初めて会津若松に来て、そのときは人通りが寂しくて、この通りまで来たんですけど、今日は見違える(観客から笑いが)…はい.これを機会にまた会津若松に来れたらいいなと思いますので、よろしくお願いいたします.

浅利君は両手を耳の後ろにあてて歓声を催促.ちゃんとあちこちから「周平〜」って声がかかってましたよ.

どうもありがとうございまーす.えーっと、近藤周平の浅利陽介です.えー、今日はですねえ、歳さんと一緒にここに来ましてですね、初めての会津なんですけれども、とても楽しく、すごいなーっていう、会津祭りすげーなっていう感じで(前で山本歳さんが笑ってます)、行列をさせていただいております.えー、これからもまだやりますけれども、ほんとに怪我だけはしないように、皆さん楽しんでいてください.どうもありがとうございました.

七日町方面へ

一応裏道を歩いてみたものの、思いのほか行列のスピードが速く、これはとても間に合わないやってお城へ向かうことにした.あの炎天下の中走って追っかけてる若い子のエネルギーは凄いなあ.
途中偶然行列にぶつかったのでしばし観察.チヨさんと私は写真を撮るのも疲れてボーっと見送ってました.
チヨさん曰く「だんだん新鮮味も薄れて…」
えーっと、私たち、バチあたりでしょうか.


この童顔トリオでいると山本君がまるでお父さんに見えてくるから不思議〜.一人洋装で身長が高いというのもあるけれど、後ろの2人を見守る視線がすっかり保護者なお父さんだった.
実年齢だと中村君はむしろ山本君に近いはずなのに、水色のダンダラ羽織で周平君の隣に座っていると周平君と同い年といってもいいくらい若い.周平君を覗き込んだでニコニコ笑ったりと後ろ2人のジャレてる感じがすごく可愛かった.だから余計に山本君が保護者に見えたのね.

帰陣式

暑さグロッキー(by周平君)状態の4人組はステージ近場にいくことすらせず芝生の上に座って行列の帰りを待ちました.
ステージ袖から登場した3人は最初に挨拶をしてすぐにステージを去ってしまった.

山本耕史】(相変わらずマイクが低くて直してました.いいタイミングで隣の子供が大声でぐずっていたので一部声が聞き取れません)
えー、今までここ(マイク)にトンボが止まってたんですけど、本当に、去年と今年と参加させていただいたのですが、[中略]今年も凄かったなっていう、ね、今実際新選組の方はないんですけども、皆さんの熱い想いが届いた、そんな行列をさせてもらいました.途中ね、すごく日差しがさして結構暑くて、ずっと座ってるもんなんで、お尻のほうもですね、多少痛くなったりしたんですけども、皆さんの[聞き取り不能]楽しんで最後まで神輿に乗ることが出来ました.本当にこれは僕らではなくて皆さんのおかげなので、皆さんに僕は拍手を送ります.皆さんも自分に拍手をしてください.ありがとうございました.また、あの、また来たいです.皆さんのお力で呼んで下さい.ありがとうございました.

中村俊太
浅野薫役の中村俊太です.こんなに多くの人の前で話すのは初めてなので緊張します.えー、朝もしましたけれども、まだ緊張しております.朝からこの祭りに参加していて頂いてる方、午後から参加した方、暑い中どうもありがとうございました.僕は、あの、1話で、新選組で真面目な観察方で始まったんですが、26話で2週に1回くらいの撮影だったんですけれど、本編の方では監察ということで紺色の○○だったんですけれど、今日はじめてこれ(ダンダラ羽織)を着ることが出来て大変幸せです.それとあと、沿道の皆さんの拍手、初めてこういうパレードに参加できたんですけども、気分はあの天皇様とか優勝した力士とか優勝したプロ野球球団みたいなそういう気分でしたね.はい.えっと…あとほとんどの声援は土方の山本耕史さんだった(後ろから山本君が突っついてました.で、隣の浅利君が「僕は?」って感じでアピールしてた)、で、浅利陽介さんなんですけども、僕の役名は浅野薫で、浅利陽介君の「アサ」で反応してみると、「あ、違ってたんだあ」って、フフッ、ハハッ(と何故か自分で笑い出す中村君)本当に多くの方が来てくれて、数えたら11万102人いました.嘘です.でもそれくらい来てくれたと思います.今日は暑い中本当にありがとうございました.また会津若松来たいと思います.ありがとうございました.

浅利陽介
こんにちは(マイクが高い!おでこの位置にマイクが!おでこをマイクにつけたまま静止状態の浅利君.慌てて忍者黒子がやってきてマイクをさげていきました)あ、それくらいで(マイク位置を調整する忍者に向かって).
えー、めちゃめちゃちっちゃいんですけども.今日は皆さんお疲れ様でした.とても、楽しかったです!!先ほど中村さんが言ってましたけど、気持ちはほんとにもう天皇様とか、っていうような気分で、こりゃいいぞって思い、皆さんに「がんばってー」とか言われながら、最後のほうとかちょっとグロッキー気味でした.皆さんの声援がね、「がんばってくださいよー」って言われても「はいー」って笑顔をするのもちょっときつくて、正直、でもまあ最終的にしっかり頑張れたと思います.えー、そうですねえ、会津のこういう、こういうおっきい祭りとか、基本的に僕は祭りが好きなので、こういう役じゃなくても参加したいんですけど、まあ、次呼んでくれるかどうかわかんないですけどねえ、まあどうなんですかねえ、来たいなー(会場から拍手)、ということで、皆さんお疲れ様でした.ありがとうございました、今日は.

周平君の挨拶をニコニコしながら聞く中村君、じっと見守る山本君って感じでした.


あの暑さの中延々歩いた参加者の皆さんは本当にお疲れだったと思います.
老若男女が関わる地元に密着したお祭りといった雰囲気でとても良いお祭りでした.