アイデン&ティティ
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: DVD
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バンドブームの頃を舞台に、ブームに翻弄された若者たちが暑苦しく描かれていた.そして私はこの暑苦しさが結構苦手.冒頭を飾るバンドブーム全盛期に登場したミュージシャン達にとっては、ほぼ実録に近かったりするんだろうか.
ちょうど昨日見たBUCK-TICKのフィルムコンサートで、確かユータが「当時インディーズでやっていくんだ、メジャーにいくのは魂を売ったとかこだわる人も多かったけど、そんなことは全然気にしなかった.音楽はどこでやっても同じだと思うし、どうせならたくさんの人に聞いて欲しい」といった内容のことを言っていたのを思い出した.
BUCK-TICKはメジャーに移る時に
- メンバーはこの5人で今のままのカラーを変えない
- スタジオミュージシャンを使わない
- セルフプロデュースをする
といったようなことを条件にしたそうだ.この映画のスピードウェイのようなバンドはきっとたくさんいたんだろうと思う.それを思うと、BUCK-TICKってボーッとしてるようでかなりしたたかで冷静だったのね.
みうらさんのボブ・ディラン傾倒ぶりがわかりやすかった.