マチベン 最終回

うーん、なんだろう、ちょっと消化不良.モヤモヤが残るなあ.
被告人が尋問ってありえることなのかしら.まあ、それはいいとして、あれほど頑なに孫をかばってたお爺ちゃんが全部話すってことがストンと納得できなかった.

ただでさえ子供を思う気持ちって基本的に一番強いと思ってて、しかも彼らの境遇からして人一倍自分達の不幸を彼女の幸せで補おうという執念といってもいいくらいの強烈な意思があったと思うの。彼らなりに守り抜こうとした彼女のことを話すには、よほどのことがないと出来ないはずで、私には涼子の行動がそこまで覆すようなものだったか、いまひとつすっきりしない。だって涼子はしょせん他人だもの。
あの孤立した家族が相手でなければすんなり受け止められたかもしれない。
祖父や母が彼女が抱える苦しみに気づいてる様子があればまだわかる。でも涼子のあの行動で気持ちが崩れたってことは、孫を守りたいという気持ちと共に司法に対する不信感が相当彼の心にはびこっていたってことだよね。
どの部分に重点を置いて見るかによるのだろうけれど、孫を司法の手に委ねる決断をするための動機付けとしてあの展開は私にはピンとこなかった。
こうやってつらつら考えてると、結局涼子に対する信頼が孫を託してもいいと思えるくらいなものになったってことでいいのかな。うーん、そうなのか。


ところであの女の子は映画館で黒い涙を流してる子と一緒?