有閑倶楽部 最終回

やー、面白かった!!1話見た時にはこんなに清々しく面白いって言える日が来るとは思わなかった.ありえねーって突っ込みをイライラするのではなく楽しく入れられるマンガっぽい描写が増えたこともさることながら、この6人がこの6人じゃなきゃダメなんだっていう絆が見えてきたのが一番良かった.原作の6人とは違うかもしれないけど、この6人ならではの有閑倶楽部を作り上げてた.今日なんて始めて有閑6人のドラマにカツン6人の声が流れることが不思議に感じたもん.6人が本当に仲が良くて楽しく撮影してるのが伝わってきた.クランクアップ近くと思われるハイタッチ&エンジンシーンの表情を見てたらわかるわかる.最高の笑顔してたもん.この6人とのお別れはもちろん、悠理のパパママ、魅録のパパ、校長教頭アホコンビ、理事長など、周囲の大人たちとも別れるのが寂しいわ〜.
最終回は前半と後半で別のドラマかと思うくらいガラッとテイストが変わってた.前半はこれまでのドラマは何だったの?ってくらいシリアスで、今までどんなピンチでも「でも有閑だし」って思って楽観してたのに、今回ばかりは本気で目が離せなかった.後半はすっかり6人のコスプレを楽しむコントドラマに変わってて、B級おバカドラマ好きにはたまらん展開に..
魅録は6人の中で一番普通の人で、一番デフォルメされてなくて、そういう意味ではこれまで目立ってなかったんだけど(出番の長さはおいといて)、今回は魅録の魅力が一杯でちょっとどうしようかと思った.萌えってこういうことか.拳銃突きつけられてる時の緊迫感とか、殴られ演技のリアルっぽさとか、ポロっと涙をこぼす時の声の震えとか、これが見たかった赤西君の演技なんだよー.ようやく見れた.かっこいい.
清四郎もかっこいい.有閑倶楽部をひっぱってる清四郎がいたよ!魅録を助けにきたとことか、円卓で「かっこつけないでください」って魅録に言ってるとことか、かつて確かに美少年だった横山君の片鱗がうかがえた.
田口グランマニエはもう言うことありません.はじけきってくれてて見事にオチを勤めてくれた.田口君にぴったり.
女性陣3人も大好き.特に後半以降野梨子が好きで好きで.着物の似合う世間知らずなお嬢様なのに時に無鉄砲で時に天然で、本当に可愛らしい.
そして何度でも言うけど6人が並んだ時の絵柄が好き.最初の頃はまだまだ寄せ集め感が漂ってたのに、今はちゃんと有閑倶楽部の6人に見える.おおっかっこいいって素直に思える.普通に美形な6人だしね.美しいって素晴らしい.部室で涙する6人が愛しいです.
1,2,3話あたりでは絶対無いと思ってたのに、今やDVD-BOX買おうかなーって思えるくらい好きなドラマになりました.特典映像見たい!ZEROで流れたクランクアップは不意打ちすぎて横山君に抱きつく赤西君からしか見ることが出来なかった.もっとちゃんと見たかった.

ところで国立博物館は最近ロケ地としての人気が高いんでしょうか.ガリレオでも使われてたね.あとパーティシーンの撮り方が進化してた.今まで蛍光灯のような真っ白な灯りで安っぽかったのが、今回はちゃんとシャンデリアっぽい黄色の灯りにしてて、それだけでも全然違った.