西大寺


どこか1つくらい寺に行くかってことで西大寺へ.のんびりしてたら4時半で本堂以外はしまっちゃうとのこと.あと10分じゃん!
四王堂のおじちゃんがさくさくっと10分で観音像と四天王像について説明してくれた.西大寺は何度か訪問してるのでお久しぶりの再会といった感じです.観音像は右手に錫杖を持つ長谷寺様式つぼみのことが多い左手の水瓶の蓮は咲いてる姿でした.厨子の目の前まで行くことができるので丈六の大きさを足元から見上げることの出来ます.
四天王は平安時代のものだけど四天王が踏む邪鬼は全て創建当事のもの.戦で銅造の四天王は溶けてしまったけど、邪鬼は瓦と同じ素材だったので溶けなかったとか.四天王のうち多聞天だけは木造で、左足の一部にだけ銅造部分が残ってた.
本堂では清涼寺風釈迦如来像にご対面.さっきの奈良国立博物館にも清涼寺風な釈迦如来が出品されていたし、清涼寺の如来像の人気の程が伺われた.しょっちゅう見るから当事よっぽど好まれた仏様だと思われる.文殊菩薩像はだいたいどこのを見ても美しい.獅子は可愛らしいし菩薩は色気と気品美形っぷりだし、目の保養にもってこいな仏様です.