ラジオ朗読 山本耕史

菊池寛の『恩讐の彼方に』の一節を山本君が朗読してました.『きらリ10代』という番組のなかの1コーナーらしく、10代に向けての朗読らしいです.が、スタジオにいた高校生には「言葉が難しい」と不評でした.
マジで?あれで難しいのか?
言っておくけど全然難しい言葉使いじゃないんだよ.というよりどこが難しいのかがわからない.そろいもそろって本は読まないって子ばかりだったからなのかなあ.しかし本当に本を読まないのね.まあ、私も本を読むことは大好きだけど運動しろと言われたら苦痛だから同じか.
菊池寛直木賞のイメージしかありません.もちろん読んだこともありません.その前に読みたい本が山盛りあるから多分今後も読まないと思います.でも朗読していた作品は結構おもしろそうだった.最後のシーンだけ図書館にでもいって読もうかな.
で、来週は三島の『潮騒』を読むそうです.やった.どうせ山本君に三島読ませるなら『憂国』あたりが良かったけど、それじゃ10代向けというコンセプトからずれすぎるかしら.
山本君の低くてハスキーだけど若い感じの声にはサリンジャーあたりが似合いそう.「フラニーとゾーイ」とかさ.私は江守徹とかじゃない人にいつかカラマーゾフ朗読をやって欲しいんだけど、山本君だったら即効買うな.どこか企画はないですかね.